男たちの大和

そんでもってやっとこさ男たちの大和を見にいってきました。実は、呉の大和ミュージアムとか、実際に撮影に使われた大和の実物大模型も大分前に見にいっていたのですが、実際の映画を見る気が起きなくて・・・。
それでも、皆が「感動するよ!」と言っているのを聞いて、見に行きたくなったので友達と見に行くことに。
最初は、「どこで感動すればいいんだろう」と思っていたのですが・・・。最後のほうでは本当に感動しました。
以下ネタバレ反転↓↓
最初に感動したのは、「死に方用意」のところですね。「おかあちゃーーーんっっ!!」と叫んでいるところでほろり。
やっぱり、「天皇万歳!」とか建前なんですね。だって一人も叫んでる人いませんでしたよ。映画だから、ってこともあるのかもしれませんが、本音はそんなものですよね。
あとは、「あんたひとりだけようのこのこかえってきたなぁ」の後のところの「ほんとうに、ごめんなさい!!」と謝るところです。
あそこは・・・西君のお母さんが、神尾に対する心情がとても伝わってきて・・・。許したいんだけど、許せない。でも、最後に優しくしたのはやはり、同い年の神尾に、息子を重ねたからなんでしょうね・・・。
上手くいえない表現力の無さをのろいます(><)

この映画を見ているときに、相当加齢のおばあさんが居たのですが・・・たぶん、この大和の時代のひとなんだろうなぁ、と思いました。
あのおばあさんにちょっと聞いてみたかったです。この映画を見てどう思ったか。
戦争って、こういう哀しみばかり生み出すものだから、やっぱり嫌い、だと思います。
でも、指示ばっかり出して安全なところに居る上層部は、戦場にでて散るべきだと思うよ。そうしたら自分たちのおろかさがわかるはずだ。