スキとキライ

私自身が、積極的に人を嫌いになることはほとんどない。
『積極的に』というのは、私一人の判断で『こいつは嫌いだ』と思うことを差す。
もちろん、苦手に思う人やイラつく人はいるにはいるが、苦手なタイプ(主にギャル男とかオタクを軽蔑してる人全般)と話くらいはできるし、イラつく人(人の話を聞かない、自己中ete...)に対しては最初の時点で『嫌われない子にしてあげなくちゃ』という意識が働くので別に嫌いではない。
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つまり嫌いな人はほとんどいないのであるが、自分が好意を持っている人でも、他人から『その人嫌い』とかマイナスイメージの評価を聞いただけで、私の中の評価が段々『嫌い』に変わって来る。
自分を持っていない…と言われればそうだし、周りに流されやすいと言われてもそうかもしれない。
それがよくない事であることは分かっているので、必死に嫌いにならないようにするのであるが、それを思い込めば思い込むほど分からなくなるのである。
実際に『私』が『その人』を好きなのか。思いこんでいるだけなのか。
悪口を言われた瞬間から見え出す短所に目を向けるとキリがなく、結局どうでもよくなって最終的に『どうでもいい人』に落ち着くのがいつものパターンである。

悪口を聞かなかったら、その人の評価はそのままなのだが…。

*1:ちなみに、私の『嫌いな人』の定義は、顔も見たくないし声も聞きたくない。名前を見るだけで嫌になるし、思い出したら身の毛がよだって、気持ち悪くて死にたくなるくらいの人のことである。 それ以下は『苦手』な人である。